よみがえれボールドウィン
Revive the BALDWIN

林野庁森林技術総合研究所林業機械化センター
保存機関車たちの修復活動と根利森林軌道の調査・復元
Restoration and preservation of the Forest Railroad heritages.
Steam, Gasoline and Diesel Locomotive.
Create: 06/10/02 02:16
Update:
第5回 10月1日
ボールドウィン上塗り作業

朝、まずはシンナーでのホコリとサビ落し作業から。
朝、まずはシンナーでのホコリとサビ落し作業から。

 悪天候続きで、なかなか進まなかった塗装作業ですが、今回は作業中に雨に降られることもなく、順調に下塗作業を行うことが出来ました。

1.日時 平成18年10月1日(日) 薄曇り
  9時30分〜16時

2.場所 群馬県沼田市根利町根利1445番地
  林野庁森林技術総合研修所林業機械化センター展示棟
  TEL.0278-54-8332

3.日程
・10月1日
  9:30 受付
 10:00 本日の作業についてミーティング 車両本体下塗り作業予定
 16:00 解散

3.参加費 1日につき2,000円(昼食代、保険加入料、材料費等)
  但し、小学生は1,000円
屋根の上の下地拭き。
屋根の上の下地拭き。
 今回もちょっと不安にさせる天候でした。前橋から行く途中でもパラパラと2度ほど雨に降られ、渋川方面では、随分と雨が降っていたとか。でも、根利につくと雲の間から日が覗き、薄曇りの一日となりました。
 まずは各部をシンナーを使って拭くことから始まりました。表面のホコリやサビが落されると、ボールドウィンは鈍く輝く始めました。
 足回りのマスキング、キャブ部分に足場を組んで塗装の準備です。キャブの下塗と、ボイラーの下塗の2手に分かれて作業は行われました。
皆が交代で磨いてキャブ内も綺麗に。
皆が交代で磨いてキャブ内も綺麗に。
下回りにのマスキング作業。
下回りにのマスキング作業。
マスキングをしたボールドウィン。
マスキングをしたボールドウィン。
下塗のための足場組み。
下塗のための足場組み。
 また、数人は前回下塗をした部品の上塗り作業も行いました。風雨に当たる屋根部分などは、ちょっと濃い目になどと説明を受けながら各自が自主的に作業をしていきます。今までの掃除や、サビ落しと比べると、大変楽しい作業となりました。
磨かれて鈍く光る姿も美しい、下塗前のボールドウィン。
磨かれて鈍く光る姿も美しい、下塗前のボールドウィン。
給水口の延長部の中に逆さの「3」の文字。
給水口の延長部の中に逆さの「3」の文字。
下塗が始まりました。
下塗が始まりました。
今回は作業着で登場の市長も。
今回は作業着で登場の市長も。
 天井を塗り始めたところで、給水口に会長の目が止まりました。早速給水口からライトを降ろして、中を照らし出します。ここはやはり少々錆びている様子。水タンクの部分はキャブが延長されていて、本来の給水口から天井まで、パイプが延長してあり、取り外せたために、別で下塗をしようとしたところ、ここにも内側に「3」の文字が書かれていました。でも上から覗いて書いてあり、逆さまになってしまっていますが・・・。
市長と一緒に下塗作業。ボイラー部は赤で下塗り。
市長と一緒に下塗作業。ボイラー部は赤で下塗り。
 下塗をやっていると、作業着のおじさんが・・・と思えば聞き覚えのある声。沼田市長が今回は作業着で手伝いに来たのでした。作業をしながら歌を歌いだすなど、市長もご機嫌で作業をしていました。
 昼食のお弁当も市長も一緒に。ここは、メンバーの皆から、今後ボールドウィンの保存活動をどのようにしていきたいか、それぞれの想いを市長に伝えらる場にもなりました。
 熱い想いを語り合っているうちに、昼休みも終わり、午後の作業です。気が付けば、雲の間から太陽が覗いていました。そして、周りの木々も少し色づいてきたようです。
こちらはキャブの下塗作業。
こちらはキャブの下塗作業。
紅白で塗られ、まるで「ピエロ」のようなボールドウィン。
紅白で塗られ、まるで「ピエロ」のようなボールドウィン。
天気に恵まれて、外でお弁当。作業着の市長もメンバーに溶け込んで、談笑して、楽しいひと時。
天気に恵まれて、外でお弁当。作業着の市長もメンバーに溶け込んで、談笑して、楽しいひと時。
昼過ぎには、煙突部分の下塗から開始。
昼過ぎには、煙突部分の下塗から開始。
 午後も引き続きキャブの下塗り。そして、ボイラー組は、足場をがっちりと組んで、煙突と煙室部分の下塗りです。「あ〜腕が痛くなった」と言いながら、少し休んで眺めていると「ここが良く塗りていないよ」との声もでます。そして「塗っていると、どんどん塗りたくなるんですよね」と、休みもそこそこに作業に復帰する姿も。
 サフェさーの白とサビ止めの赤で塗り分けられていくボールドウィンは、ピエロのような表情を見せたり、塗りあがってくれば、アメリカの機関車のようにも見えたり。「紅白でめでたい」「このままでもいいじゃない」などという言葉も聞かれました。
煙突部分も足場を組んで作業。
煙突部分も足場を組んで作業。
サフェサー色になったキャブ。
サフェサー色になったキャブ。
 塗装をしていると、今までとは違う部分も見えてくるようです。実は、従輪の左側には2本のコイルバネに対して、右は1個であることを発見。果たして、これで正しいのか、それとも1個が欠品なのか。まあ、丸太を積んだ運材台車を引き連れて山を下ることもないでしょうから、これでも良いのかも知れません。
煙室内を仲良く覗く会長夫妻。
煙室内を仲良く覗く会長夫妻。
「ボクも塗りました。」と自慢そう。
「ボクも塗りました。」と自慢そう。
白い蒸気の登場。このままでもイイ!?
白い蒸気の登場。このままでもイイ!?
 午後3時頃に下塗はほぼ完了。そこで、次回の日程の件、10月29日に披露会を行うこと、そして、今後の活動について、話がされました。
 10月29日に塗装が完成すると、林業機械化センターの屋内展示になるとの事。ディーゼル、ガソリンの2両の機関車の塗装作業もありますが、生態保存ではなく、動くように修復して、動態保存をしていきたいのが、メンバーの本音ではないでしょうか。
 そんなわけで、皆さんの考え、意見を寄せていただき、地元沼田市や林野庁に伝え、今後の活動も夢のあるものにしたいとなりました。
 そこで、皆さんのご意見や、本音をお聞かせください。メールでいただければ、このページでもその内容を掲載して、全国の林鉄ファンや関係者にアピールしていきたいと考えています。どうぞ、今後の活動を楽しく、夢のあるものにするために、是非、メールを下さい。
 悪天候で、予定が遅れています。29日には完了している必要がありますので、8日、15日と作業を予定し、22日も予備日としました。こちらの作業も、参加できる日で構いません。皆さんご協力ください。
下塗が終わったボールドウィン。「紅白でめでたい」「このままでも良い」などとの声も。
下塗が終わったボールドウィン。「紅白でめでたい」「このままでも良い」などとの声も。

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