よみがえれボールドウィン
Revive the BALDWIN

林野庁森林技術総合研究所林業機械化センター
保存機関車たちの修復活動と根利森林軌道の調査・復元
Restoration and preservation of the Forest Railroad heritages.
Steam, Gasoline and Diesel Locomotive.
Create: 07/09/30 02:33
Update:
よみがえる秋祭り 2007
NERI Photo Gallery

根利の秋祭りの注目は「獅子舞」。
根利の秋祭りの注目は「獅子舞」。

 昨年から始まった、根利の林業機械化センターでの機関車修復ですが、地元の方も参加してくれています。
 そんなこともあって、昨年秋祭りに行ったのです。小さな山村のお祭だから、たいしたことはないのだろう、思っていったのですが、伝統的な神事に感激をしたのでした。しかし、山の中、木々に囲まれた小さな広場は昼間でも薄暗く、写真撮影が上手くいきませんでした。
 そして、今年も修復作業の日がお祭と重なり、今回は写真に専念することとなりました。
区長さんの家から「お諏訪様」を持って神社に。
区長さんの家から「お諏訪様」を持って神社に。
山中に続く石段を登り、諏訪神社に到着。
山中に続く石段を登り、諏訪神社に到着。
お米とススキを奉納して、参拝していきます。
お米とススキを奉納して、参拝していきます。
 2時半頃、太鼓の音が聞こえてきました。急いでカメラを持って、下っていくと、橋の向こう側から、区長さんを先頭とした行列がやって来ました。山を下って、橋を渡り、昔の宿場の通りに入っていきます。太鼓の音に誘われるように、家々から数人が出てきて、それに続き、今度は山に登っていきます。過疎の村ですから、人数は知れていますが、何か、歴史とか伝統という重みを感じます。
ススキを神社の屋根に投げ上げて、お米を撒いて、拝みます。豊作と、屋根の茅葺を拝むようです。
ススキを神社の屋根に投げ上げて、お米を撒いて、拝みます。豊作と、屋根の茅葺を拝むようです。
 暗い木立の中、石段を上がると諏訪神社です。小さなお社のところには、既に数人が集まり、奉納をしていました。皆、片手にススキを持ち、小さな袋にはお米が入っているようです。
 ススキを社の屋根に、ひょいと投げ上げ、袋からお米を出して撒き、拝んでいきます。お米は豊作でしょうが、ススキは家の屋根の茅葺のようです。
 宮司さんの言葉で秋祭りが始まりました。来賓の挨拶が終り、最後に太鼓を叩いて来た一行が参拝すると、いよいよ神事、獅子舞の始まりです。一行は、片隅の小屋に入り、しばらくすると獅子の衣裳で登場しました。
神事の始まりです。来賓の挨拶のあと、太鼓を叩いて来た一行が参拝し、獅子の衣裳を持って小屋へ。
神事の始まりです。来賓の挨拶のあと、太鼓を叩いて来た一行が参拝し、獅子の衣裳を持って小屋へ。
準備が整い、小屋から三匹の獅子が現れました。「あ諏訪様」を先頭に、社を三回巡ります。
準備が整い、小屋から三匹の獅子が現れました。「あ諏訪様」を先頭に、社を三回巡ります。
 区長が先頭で「お諏訪様」を持ち、三匹の獅子が続き、参拝者がそれに続き、社の周りを三回巡ります。「あと一回か」などと声が聞こえて、なかなか長閑です。そして、いよいよ伝統の神事、獅子舞となります。
 とても古いもののようで、獅子の面にも古い時代のもの、その後のものがあるようです。戦争で一旦中断されましたが、世の中が落ち着くと復活し、最近は後継者の問題で、お囃子もカセットテープでしたが、今年から太鼓と笛のお囃子も復活したとか。獅子舞も笛も若い人がやっています。
 なんか、ボールドウィンと共に、お祭もよみがえったようか感じがしました。
人々の中に獅子たちも紛れて社を巡ります。
人々の中に獅子たちも紛れて社を巡ります。
間もなく根利の獅子舞。
間もなく根利の獅子舞。
Japanese traditional Festival at NERI
記念写真のサービスも。
Japanese traditional Festival at NERI
木立に囲まれた山の中の小さな境内で、三匹の獅子が舞います。
群馬の秘境「根利の秋祭り」
盛上がってくると、一匹ずつ舞いを披露します。
見る価値十分の根利の獅子舞です。
見る価値十分の根利の獅子舞です。
Japanese traditional Festival at NERI
見ごたえ充分の神事なのです。
途中から、ひょっとこも登場し、踊りも頂点に。
途中から、ひょっとこも登場し、踊りも頂点に。
 昨年は、初めてということもあり、見るのも、写真を撮るのも、わけがわからず、満喫できませんでしたが、今年は本当に楽しませてもらいました。
 獅子舞は盛上がってくると、男根を象った木を握ったひょっとこが現れて、女性に近付き、おどけます。獅子も一匹ずつ舞いを披露し、そして再び皆が揃って盛上げます。
 最後は一匹ずつ、挨拶をするかのように舞い、引けていきます。
 群馬の山奥、20年程前までは秘境のように云われていたところで、こんな神事が残っていたのですね。
 5月には春祭りがあり、夏まつりは集落の中心で行われるとの事。来年は、春祭りから行くぞ〜っ。
 どうですか。皆さんも来年は是非、根利のお祭にお越しください。

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